最後のチャンスである銀行の融資で担当者から非公式な内定をもらっている状態で、公式な決定日を伝えてもらえる期限を聞いたので待っている状態でしたが、1週間過ぎても連絡が来ません。
僕が言わないと催促しないのにも毎回驚かされますが、催促すると、何点か保証協会のところで引っかかっているらしく、質問されました。「なぜテナントの借入名義と公庫の融資の名義が違うのかということと、現在営業の実体がないものには融資できないので現在の営業状況を教えてくれということでした。」
このことは会計事務所に相談して対応して進めるということでしたが、すぐにできるという話だったラストチャンスの融資に取り掛かって1ヶ月以上答えが出てないので、さすがにGには何も頼れないと思い内緒で別の銀行へ融資の相談をしに行くことにしました。
というのも、今は合計2,000万円の融資をお願いしているところですが、途中の話し合いで、半年分の運転資金が必要だということに気づいて、追加で500万円、合計2,500万円必要だということです。
というこは、今決まっている公庫の1,000万円に加えてあと1,500万円が必要でした。
もちろんこのことはGと話したことなので、Gも知っています。1,000万円はすぐに用意して、更に500万円も用意しなくてはいけない状況でした。
それなのに最初の1,000万円の時点で躓いているので多分僕が動いた方が話が早いと思っての判断でした。
それでとりあえず1,000万円はGにほんの少し期待しつつ、とりあえず僕は500万円をお願いしに行こうということでした。
500万円がOKになれば、もしGがこけても500万円に追加で1,000万円もいけるかもという考えもありました。
急に持ち込むよりも知り合いの紹介で行った方がいいだろうということで、なんとか銀行を紹介してくれる知り合いを見つかり、融資の依頼に行くことになりました。
銀行にはとりあえず500万円でお願いしたいけど、もしかしたら最大で1,500万円必要になるかもしれないということを伝えておきました。
するとかなり好感触で、いち担当者がOKは出せないけど500万円は大丈夫だろうと言われ、もし1,500万円になる場合はまたその時相談してくれということでした。
そこから、その銀行の顧問機関みたいなところを紹介され、そこの決裁が通ると銀行もOKを出しやすくなり、金利が3.5%から2.5%に下がるからそこに行くように言われました。
そこに行き、マネージャーの方と話すことになったので、こちらの現状と要求を聞いてもらいました。
現状とは公庫からの1,000万円の融資は降りていてそのお金はすでにほとんど使っており、追加で1,500万円いるうちの1,000円をGが他銀行へお願いしているが止まっているという状況です。
要求は、僕が残りの500万円をお願いして、もしGが躓いたときは残りの1,000万円もお願いしたいと考えているということです。
更に今現在に至るまでのGとのことを話し、だいぶ不信感があることも伝えました。
すると、聞いた内容にはおかしな点がいくつかあり、ややこしい案件だと言われました。
おかしな点というのは以下のとおりです。
・事業をスタートさせるのに2500万円いるとわかっていて、まだお金が準備できていないのに公庫から現金がおりているのがおかしい。公庫と銀行は繋がっていて、連絡を取り合って銀行の残りの必要資金が(1,500万円)が準備できた状態じゃないと現金がおりることはない。
・銀行からの融資の返事が1ヶ月もかかっているのは長すぎる。
・G名義で公庫の借入を行っているのに、ほとんどを僕の名義で使っていること。
・本当に会計事務所に人が見ているのか。
Gが色んな嘘をつき続けているか、会計事務所がとんでもないポンコツかのどちらかだということです。
この謎を解決しないことにはこちらもこれからの融資の話ができないと言われてしまいました。
一番ひっかかるのは公庫の融資の現金がなぜおりているのかというとこでした。
前に進まなくなったので一瞬焦りましたが、これは今までの問題をきれいに解決するチャンスだと思って、大至急、会計事務所の先生に会わせてくれとお願いしました。
Gに本当のことを話してくれと言っても嘘なんてついてないとしか言わないので会計事務所の先生と話した方が早いと考えました。
次回に続きます。
さあ、Gは会計事務所の先生と僕を会わせてくれるのででしょうか。