Gがいなくなり、それがきっかけで話し合いがよりスムーズになった業者と打ち合わせを続けていました。
しかし打ち合わせのスタイルは特に変わらず、なかなか進みません。
Gがいなくなって一人になった僕は、自分がこのままじゃダメだということに気が付き始めました。
今まではうまくいかなくてもGに頼んでいたことだしという頭があったけど、これからはうまくいかないことは全て自分の責任だということで、考えを新たにしました。
まずは再度、狂いまくった計画を立て直すことにしました。現在は7月頭です。
最初に立てていた計画は、
1月中にお金を準備してテナントを決めて、
2月に内装の打ち合わせをしてマシンも発注して2月中に内装に取り掛かって、
3月中に内装が完成してマシンの搬入をして、備品・消耗品を揃えて、プレオープンをして
4月1日にオープン!
というものでした。
現実は、4月までに上記のことは何一つできませんでした。
内装のこの段階までのことを全てまとめると、
3月に公庫の融資1,000万円がおりて、4月に内装が一旦振り出しに戻って、5月に新しいテナントの契約をしてマシンを発注して、6月にGが消えて新しい内装業者との打ち合わせをしながら追加の1,200万円の融資の話を進めているという状況です。
このとき自分は何も働かないわけにはいかないので、公務員を辞める前に新しくできるフィットネスクラブのアルバイトの面接を受けに行って、落とされ、また別のフィットネスクラブのパーソナルトレーナーとして契約してもらおうとするもうまくいかず、、個人でパーソナルトレーナーをすることにして、4月からやってました。
拠点は市民体育館で、お客さんは知り合いからの紹介のみでしたが定期的にパーソナルを受けてくれるお客さんが10人くらいはいて、なんとか最低限生きていけるくらいの収入はありました。そしてそのお客さん4はジムをオープンすれば入会してくれるということでいろいろ協力もしてくれました。
そんなお客さんにもジムの進捗状況を話したり、相談に乗ってもらったりしていて、オープン予定を何度も先延ばしにしてしまっていました。
Gが消えて気持ちを新たにして、これではいけないという思いからまずはもう先延ばしにすることのないオープン日を決めようと決意しました。
決意したからには適当なことはできないので、どうすればオープンできて今はどれに一番力を入れるべきなのかを考え直しました。
今できてないことで時間がかかることは内装の施工だったので、まずは、業者に依頼してから施工に入るまでの期間と施工期間を聞きました。
合計1ヶ月でできるということでした。
早く融資を決めて、業者に金を払って、内装に取り掛かってもらおうということになりました。
結果的にマシンは早く頼み過ぎたので輸入してきたものを業者の倉庫に置いておいてもらう事になってしまい、その倉庫代が余計にかかりましたが、1か月前に納品の日を伝えれば調整してくれるということでした。
内装にとりかかる日が決まってからで大丈夫ということです。
ということは、今は内装業者に払うお金がないので、融資がいつ決まるかというのも大事になってきます。
しかし融資も内装の打ち合わせもが思った以上に話が進みません。
融資の話をしている顧問機関には資料を提出しろと言われたからなるべく早く提出するために睡眠時間を削って、すぐに提出しても向こうからの返事は1週間後とかザラでしたし、
内装業者も2.3時間かけてした打ち合わせの後に提出してくる変更した図面の内容が、僕が言ったことをほんの少し反映したものを1週間後に提出してくるといった感じでした。
どっちも僕が若いからってナメてやがると思うようになり、この辺から僕は業者を叱るということを覚えました。
お客さんを待たせてしまっているのだから、なんか遅れちゃいましたすいませ~んじゃ済まないということを肝に銘じて、なるべく早く完成の目処を立たせるために業者に、毎回全てに期限を決めて、遅れたら催促して、ひどいようだと「あなたにとっては数ある案件のうちのひとつかもしれませんがこっちはこれに人生掛けてるんですよ!」とこういった感じで早くするように言うようになりました。
ちゃんと完成の目処がたつのでようか?
次回に続きます。