なかなか物事が思い通りに進まないのは自分のせいだと、気持ちを入れ替えて業者と厳しめに話をするようになった僕ですが、態度を変えたことによって少し連絡が早くなりました。
僕の少ない経験での予想ですけど、何も言ってこない客は多少遅くなっても大丈夫だと思って、めんどくさい人は適当に対処してると他のところに行かれてしまうから早めに対処するように、と自分の仕事のスケジュールを立ててるんだろうなと思いました。
みんな自分のことが一番大事ですからね。
僕も自分のことが一番大事なので自分の主張をハッキリしていきました。
あなたしか頼れるところがないんです~というのではなく、早くできないなら他のところでやっちゃうよ。というスタンスで話すようになりました。
もちろん無駄に態度を悪くしたわけではなく、期限にシビアになったというだけです。
まずは内装業者の話からです。
1週間に1度しかできない打ち合わせで毎回少しずつしか進まないので、もっと毎回そちらからこうしてはどうかという提案があってもいいんじゃないかということを伝えたのですが、他の案件で忙しくてすみません。という言い訳を何度も聞かされました。
そんな少しずつしか進まない打ち合わせを我慢して繰り返してやった結果、なんとかそれっぽい形にはなってきました。
後は細かな、床材や壁紙の種類等、細かいところを決めるだけになりました。
5月から始めた打ち合わせでしたが、この時点で8月でした。
「もう少し詰めて、着工ですね!また連絡します!」
というのを言って以来、ある程度形になってから満足したのか、お盆でしっかり休んでいるのか1週間くらい連絡が来ませんでした。
ずっと急かせていたのにこんなに連絡がないと不安になります。
言い方悪いんですが、あんまりセンスがある感じの人ではなかったので、壁紙や床材もお任せというわけにはいかなかったので、こちらの意向を一つ一つ確認しながらやることになって、もう少しとは言いつつもどうせもっと時間がかかるんだろうなという思いでした。
8月の盆前には着工できるだろうと言ってましたが、全然無理でした。
それを鵜呑みにして、工期は8月半ばから一ヶ月でそこからマシンの搬入をすれば10月にはオープンできると思って、パーソナルのお客さんにもまた嘘をついてしまうことになりました。。。
前のGの紹介の業者は仕事は早いけど、態度が悪くてこちらの意向をなかなか反映してくれませんでしたが、この業者はこちらの意向はしつこくらい確認してくれるけど仕事が遅いという感じでした。
ちょうどいいところはないもんかと思っていたところで連絡が来なくなったので、今更だけど、一か八かで違うところにも声をかけて、もしそこがよければ乗り換えようと思いました。
また融資の銀行を紹介してもらった人からの紹介ですが、これがもうめちゃくちゃいい人で、人生捨てたもんじゃないなと思いましたね。
その日に、もうこの人にしてもらおうと、即決でした。これが8月末です。
パッと見、とてもセンスがありそうな感じのリノベーション会社の若い社長さんで、仕事が早いし、こちらの意見もしっかり聞いてくれるし、僕なんかが考えるよりセンスがありそうなんで、色んなデザインもほとんどお任せにしました。
僕の勘違いかもしれませんが、自分の作品を作るのがとても楽しいという感じで楽しそうに仕事をする素敵な人でした。
打ち合わせも、大体の内装の案はできていたので前の業者に作ってもらっていたものをもとにしたのでスムーズに話が進みました。
連絡が途絶えてから3週間経ったくらいで前の業者から電話が来ました。
久しぶりの連絡で急に着工予定について話し出しました。来週にでもという感じでした。
急に何言ってんだろうと思いつつも、もしかしたら僕のテナントのことで何か手続きが大変なことがあって今まで連絡が今になったのかなと思い一応話だけでも聞くことにしました。
床材や壁紙とか具体的なことがまだ決まってないですけど本当に1週間後に着工できるんですか?と聞くとなんとかすると言われ、何でこんなに連絡がなかったのか聞くと娘が難病にかかって看病がどうのこうのと言いだしました。
本当だとしたら気の毒ですけど、そんなこと僕には全く関係ないので何かあるごとに3週間も連絡が取れなくなるような業者とはやり取りできないんでということでお断りしました。
今までの図面を書いてきた手間賃を請求されましたが、最初にそんな話はされませんでしたし、見積もりを見て契約するかどうかを決めるという話だったので、正式な見積もりももらってなかったため苦し紛れのお金の請求は断りました。
僕個人としては、こういうことが起きても納得できなければちゃんと断れるようになったことが成長したな~と感じるところでした。
次回からは新しい業者との打ち合わせです。