今年はコロナでどこも大変でしたね。
去年の11月から更新してないから書くことはいっぱいあるっちゃあるんですけど、
とりあえず今回はマンションを買った話についてしていきます。
今年の年明けくらいからそろそろ引っ越したいなと思ってました。
そんな矢先にコロナでもれなくうちのジムも大打撃を受けて、引っ越しどころじゃないなとなりました。
コロナでやばかった時の話もしてもいいと思うので、次の記事はコロナで一番世間が騒いでた時期のことを書きます。
とまあ、なんだかんだ6月くらいにはなんとか閉店しなくて済みそうな雰囲気になってきたのでそこから家探しを再開しました。
家探しで悩むのが、「賃貸」or「購入」です。
僕は26歳なので、今、一生賃貸か買ってしまうか考えた方がいいなと思ってて、
結果、「購入」することにしました。
どっちが安いかで決めたんですけど、僕の中での結論としては「場合による」ってなりました。
だから自分の奥さんが自分の家が欲しいと言ってたので奥さんに喜んでもらえるなら、と購入を決意しました。
あとは、結果高くついたとしてもマンション代くらい稼がなきゃって感じです。
マンションを探していると不動産の人に、まず予算は?と聞かれて、あなたはそれだけのローンが組める人ですか?ってのを聞かれます。
不動産の人も暇じゃないんで、買えない人を相手にしてもしょうがないからそんな感じで聞いてくるんでしょう。
不動産の人も人間なんで、担当してくれる人によって全然対応が違ってて、聞いた感じだと、会社をやっている人なら普通は法人の決算書3期分が必要でそれの成績が良かったらローン組ますよってなるみたいです。(僕はまだ当時法人1期目です)
普通のサラリーマンだと会社の信用度と今の収入と家族構成が大事になってくるみたいです。
そんなに多くの物件を見てないんですけど、最初に見に行ったマンションの担当者の方は凄く感じのいい人で、「”普通は”法人の決算書3期分が必要ですけど、銀行も人間ですから今までの付き合いとかも考慮してくれるので頑張ってください」と言ってくれました。
付け加えて「この金額(75,000,000円)は、誰でも買えるというものではありませんけど、あなたはいいオーラが出てるのでなんだか買える気がしますよ」と言ってくれました。街を歩けばみんな振り返るような奇抜な髪をしている僕のことをそんな風に言ってくれてとても気分が良かったです。
某有名プロ野球選手が住んでたその高級マンションの部屋は、立地も内装もめっちゃ良くてとっても欲しくなりました。
次に5000万円くらいのマンションをルンルンで見に行きました。
マンション自体大したことなかったんですけど、
担当者の人は
「あなたのことを来られる前に名前を検索して調べさせてもらいました。ジムをされているんですねぇ、、、」
と言われ、調べられているのも気持ち悪かったんですけど、
『たかだかジム1店舗しかやってないような26歳の若造が5000万円のマンション買えるわけないだろ』と言わんばかりの口調でめっちゃ感じ悪くて、
「ローンを組める金額の話は銀行とされましたか?それを聞いてから探されてもいいかもしれませんね。」
と言われ、早く帰れと言われた気分でした。
悔しいですけど、正論です。その人が言ってることの方が現実味があります…
前に見たいいマンションのいい担当者の人は、いい夢見させてやろうと思っての優しさだったのかな…と考えながらその日は帰りました。
後日、僕に会計事務所を紹介してくれたお客さんのパーソナルトレーニングの時に、
「某有名プロ野球選手が住んでたマンションを見に行ったんですけど、どうしても欲しくて、、なんとかならないですかね?」
って半分冗談で言ってみたら
「いいね!出世部屋じゃん!買おう買おう!」
と言ってくれて、会計事務所の社長に連絡してくれました。
この会計事務所の社長はいろんなコネがあってめっちゃ強いです。
その社長からは「高いな~」とは言われましたが、まあなんとかやれるだけやってみようとなりました。
会計事務所に会いに行った日に、パーソナルのお客さんも付いてきてくれたし、銀行の人も呼んでくれていて、その場でまだ決まっていなかった僕の役員報酬が決まりました。(法人化してからの利益の具合を見てから、役員報酬を決めようと話していました)
※役員報酬は普通のお給料と違って1度決めたら1年間変更できません。売上が少ないから今月は減らそうとかその逆も1年間はできません。
役員報酬(収入)がどれくらいあればローンを組んでくれるかという話をその場で銀行の人に(かなりプレッシャーをかけながら)話してくれてました。
担当者曰く、
「7500万円だと26歳だし40年ローンで組むとして、銀行としては役員報酬は70万円あれば大丈夫です」
とのことでした。
「じゃあ100万円でいこう!」
ってことで、僕の役員報酬は100万円になりました。
僕の役員報酬を除いて、利益が出るときで200万円は出ていたのでまあ妥当なんじゃないでしょうか。
ローンの審査を通すためにちょっと高めに設定して、所得税の率もかなり上がる金額になってしまいましたが、この1年はローンを通すために仕方ないみたいです。
もちろんローンの審査が通らなくても1年は役員報酬を変えられません。
(個人の収入から毎月20万円以上税金で持って行かれます、、、)
銀行は僕の創業資金の融資をしてくれたところで、ここが無理なら他も無理だよと言われていました。
1ヶ月以上かかりましたが、結果、、、
無事審査が通りました!!
めっちゃ嬉しかったです。
身の丈に合ってないのは重々承知ですけど、マジで仕事のやる気100倍になりました。
全然お金を持っていなかったので、マンションを買うのに必要な諸経費もついでに借りました。
合計で
75,000,000円+2,500,000円=77,500,000円
のローンを組ませてもらいました。
その後、前の持ち主と不動産会社を介して書類のやり取りをするんですけど、
「あの某有名野球選手とやり取りしてるッ!!」
と思うとすごくテンション上がりました。
関係ないんですけど、奥さんの名前も書類に出てきていて、僕の奥さんと同じ名前だったので運命を感じました(笑)
(法人に名義変更しちゃったしそこそこ返済してきてますが、)
他の借金は、
日本政策金融公庫 10,000,000円
今回の銀行(地方銀行) 12,000,000円
別の銀行(地方銀行) 1,000,000円
これだけあるので、
合計で100,500,000円の借金持ちになりました。
1億円です。
いちおく
ぼくにはいまいちおくえんのしゃっきんがあります
、、、
凄くないですか?
事業始めて気づいたら借金が1億円を超えました。
借金を悪く思う人もいますが、借金の内容(相手)によると思います。
そもそも借金は基本返せると思われているから貸してもらえます。
だから借りれるってことはそれだけ稼げると思ってもらってるってことですね。
僕が銀行で2200万円の借金をしてから3年経った今では合計1億円以上の売上を出しています。
その借金をしてそれをちゃんと返済していきながら事業をうまく回しているからさらに追加で借金ができて大きな買い物をすることができました。
大きな世界から見たらちっぽけな金額ですが、僕がまだ公務員をしていたら世に生み出していたお金は3年間経っても10分の1の1000万円ぽっちです。
この3年だけを見れば僕は借金をしてよかったと胸を張って言えます。
これを見てる人に借金を勧めるわけじゃないですけど、
もしやりたいことができない理由の最大の原因がお金なら、
返済する目処があるなら、
借金をするのは別にいいんじゃないかなと思います。
あとはしっかり金利を見てくださいね。
3%以上のものには絶対に手を出さないようにしましょう。
最後借金の話になっちゃいましたが、マンションを買った話でした!